便秘

便秘の原因と種類

便秘は様々な原因で起こりますが、特に女性で悩んでいる人が多いです。

○女性の場合は男性よりも骨盤が広い(腸が骨盤内に落ち、便が大腸に滞留する時間が長くなることで便が硬くなりやすいです)

○女性のほうが腹筋の筋力が弱い(便を排出する力が弱いことも影響します)

便秘には腸そのものに通過障害がある器質性便秘と、排便に関わる機能や自律神経に原因がある機能性便秘の二つに分けられます

 器質性便秘

便の経路である消化管(胃→小腸→大腸→肛門)に、物理的な障害があることが原因で起こる便秘です。先天性のものと後天性のものに分けられます。生まれつきの腸管自体の異常を始め、腸管壁のポリープなどで腸管が通りにくくなることによって生じる便秘です。

〇後天性の器質性便秘の原因

  • 大腸ポリープ(ポリープによる通過障害)
  • 大腸がん、直腸がん(腫瘍による通過障害)
  • 子宮筋腫、卵巣のう腫など(いずれも腸を外から圧迫するため)
  • 腸管癒着、腸閉塞(癒着した腸のために腸管運動がうまくいかない)
  • 開腹手術後(手術により、腸管が癒着する)

1. 弛緩性便秘の症状

主に腹筋力の低下により、全体的に便を送り出す力が弱まり、腸の動きが悪くなることが原因で起こる便秘。常習便秘のそのほとんどを占めます。高齢者や妊娠経験者に多くあらわれる症状です。 腹痛などの強い症状が出ることは少ないですが、便秘が長く続くと腹部膨満感、食欲不振などの症状を起こします。

2. 直腸性(習慣性)便秘の症状

糞便が直腸内に送られても正常な排便反射が起こらず、直腸内に糞便が停滞する便秘。排便のしくみにも書きましたが、排便反射は我慢していると数分で止まってしまうという性質がありますので、時間がないなどの理由で、便意があるのに排便を我慢することを繰り返すうちに、直腸が鈍感になってしまい、便が肛門の近くまで来ているのに、なかなか出せないといった状態になります。 長い間、腸内に溜まっている便は、水分がかなり吸収されていますので、とても硬い便が排泄されます。

3. 痙攣性便秘

弛緩性便秘とは逆に、大腸のぜん動運動が強すぎるために起こる便秘で、日頃のストレスや睡眠不足等により、副交感神経の過緊張などが起こり、腸が過敏に反応し、痙攣した状態になって便の通りが悪くなることで起こります。便意は強いのですが、なかなか出すことができず、出たとしてもごく少量のコロコロとした硬い便であったり、残便感があったりします。 ストレスの他にも、下剤の乱用によって発症したり、過敏性腸症候群の便秘型としてあらわれたりすることがあります。この便秘では、腹痛を訴えることが多く、特に食後に痛むことがよくあります。

機能性便秘の原因

  • 例えば、ダイエットを始めて急激に食事量が減ったり、水分摂取が減ったり、女性の場合は、妊娠したり、月経の前に発症する便秘です。この場合は原因が解消されることで自然に元に戻ります。
  • 慢性便秘とは、比較的長期にわたって続く大腸の機能異常に基づく便秘のこと。慢性便秘は、さらに細かく、弛緩性便秘・直腸性(習慣性)便秘・痙攣性便秘の3つに分けられ、ほとんどの便秘はこの中のいずれかに当てはまります。

■機能性便秘

機能性便秘は、急性便秘と慢性便秘にわけられます。 急性便秘とは、食生活の変化や精神的要因等の原因によって起こる、一時的な便秘のこと。

  • 繊維の少ない偏った食事もしくは小食
  • 便秘薬常用者(薬の刺激で便意を催させるので、腸の機能が低下する)
  • 加齢(腹筋などの筋力低下、腸管の運動機能低下など)
  • 睡眠不足(排便コントロールをする自律神経が不安定になるため)
  • 痔(排便で痛みが出るために、自然と排便を我慢してしまう)
  • 高血圧治療中(降圧剤の利尿剤は、体内の水分不足から便が硬くなることも)
  • 過敏性腸症候群(自律神経のバランスが崩れて)
  • 自律神経失調症(自律神経のバランスが崩れて)
  • 薬によるもの(抗精神病薬や抗うつ薬など)
  • 糖尿病(腸を栄養する血液の流れが悪くなる)

便秘を解消するためには、まずは自分の便秘の原因を知ることが大切です。便秘の原因は人それぞれ違いますし、間違った対処法をするとより便秘を助長してしまうこともあるからです。原因がはっきりとしていれば、それを除去することが第一ですが、さまざまな病気や症状と同様、便秘も例外ではなく生活習慣が大きく関わり、生活のリズムが崩れると便秘の症状として現れやすくなりますので、便秘を解消していくには生活習慣を見直すことが大切です。

便秘の解消法と予防のために

1.食生活に気をつける

便秘解消のために、普段の生活の中で、まず見直さなくてはならないのは食事の内容であり、最も多く見られる問題は食物繊維の不足です。なるべく食物繊維を多く含む野菜・海藻・きのこなどを選んで、意識的に食事に取り入れてみてください。   

2.規則正しい生活を

睡眠不足などによる不規則な生活は、ストレスも多く、自律神経の乱れを引き起こしますので、便秘の誘因となります。つまりは、睡眠を十分にとって規則正しい生活をすることが、便秘にならない方法のひとつといえます

3.運動(ウォーキング)をする

便秘を解消するには、激しい運動は必要なく、ウォーキングでも十分に効果があります。普段の生活の中で、なるべく歩く機会を増やしましょう。歩くことで血流と腸の蠕動運動が高まり、便を出しやすくしてくれます。

また便秘が最近ひどくなった、急に便秘をするようになった、便に血が混じる、便が細くなってきた、便秘とともに腹痛や吐き気がある、などといった項目が当てはまる方も、一度、病院を受診しましょう。こういった生活習慣の見直しを行なっても、便秘が改善しない場合は、思わぬ病気が隠れている可能性もありますから、しっかりと病院に受診してくださいね。

腹痛3

 

まるいま治療院での整体施術

当院では便秘に対して自律神経を整えることを目的に施術にあたります。

骨盤や背骨の施術も行いますが、内臓ですと肝臓、膵臓、胃の負担を減らしていきます。便秘は腸の問題と思われますが腸に流れる前の臓器の疲労などにより負担が増します。それは胃や膵臓から出る消化液です。食べ過ぎや糖の過剰摂取で負担がかかっている方が多いので、食べる量と砂糖の量を減らしていただくように伝えます。

自律神経が安定し、内臓疲労が軽減しますと便が出やすくなる方が多いです。

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